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給料生活をしているころに一度だけ猫を飼ったことがある。
「うちは肉屋。だからこの子、肉しか食べないよ。」と女生徒が押し付けていった子猫。名前はある人から拝借。
サダオはいくら肉を食べても大きくならなかった。やはり陽の光なのかと窓を開け放して仕事に出てみたのだが、今度は彼に石をぶつける奴がいるらしい。黒猫はいつも損をするってことか。
試しにわたしの実家に預けてみると、これが幸いしたのか何でも食べるそうな。庭先にいるのが半年前のあいつかと思うほどデカい。「サ・ダ・オ」の声にじっとこちらも見る。
インドネシア産という「猫の置き物」は、そのときのサダオにとてもよく似ている。また、そう思わせるところがこういうモノのいいところ。
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