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起きあがれば窓から見えるはずの隅田川の花火。今年はその音を夢のなかで聴いていました。サンバ・カーニバルなどは日程まで忘れる始末で‥‥。
描く前にすることも、考えることもあるのではないかと、そのことに集中していたのです。
それにしても、ふるさとの夜道は月が綺麗でした。東京ではちょっと拝むことのできないものです。その光が適度に抽象化してくれるものですから、現実のことを考えるのが楽でしたね。
身体のどこかにまだ炎症の残っている感じはあります。それで、久しぶりの静物画は、とりあえず理屈の要らないものを描きたいと思っているのです。
硬そうな皮の質感やイボイボ、それと実りを思わせる彩り。まだ色をおいてみただけですが、眺めているだけでもいい気分です。「癒し」は案外身近なところにあるのかもしれませんね。
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